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「あずさ」運行再開、通常運行に 小淵沢駅で未明も作業

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 JR東日本は19日夜、中央東線の除雪作業が進み、「最低限の安全確認ができた」(八王子支社)として、松本―新宿間の特急あずさ、スーパーあずさの上下各1本を運行した。全区間の運行は14日以来5日ぶり。除雪作業に使っていた機関車が下り線で脱線したままになっている小淵沢駅(山梨県北杜市)では、下り線の特急あずさが、上り線の線路を使用した。特急、普通とも20日の始発から全線で通常運行する予定。  この日運行した午後8時松本発の上りスーパーあずさ36号は、26分遅れで新宿に到着した。午後9時新宿発の下りあずさ35号は、小淵沢駅手前のポイントを切り替えて上りの線路に入り、10分ほど遅れて同駅に到着。同駅を発車後、上り線のポイントを切り替え、下り線に戻った=図。松本駅には18分遅れで到着した。20日の下りの特急と普通も同様に運行する予定。  松本―小淵沢間の普通は19日、1時間に1本程度の間隔で運行。甲府―新宿間の特急かいじも上下計3本を運行した。  小淵沢駅で脱線している機関車をレール上に戻す作業は、脱線した前方の車輪の前に緩やかな坂道をつくる機材を置き、列車を運転してレール上へ戻す方法を19日午前から試みた。だがうまくいかず、昼ごろからは車体をジャッキで持ち上げる方法に切り替え、20日未明も作業を続けた。復旧見通しについて、同支社は「まだ分からない」(広報課)としている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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