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アルパインクライミング 松本で世界のトップが魅力紹介へ

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 国内の代表的な登山家が集う「ウインタークライマーズミーティング」が27日、北アルプス南部で始まる。最小限の装備で迅速に岩と雪の壁をよじ登る「アルパインクライミング」がテーマ。6回目の今回は初めて、アルパインクライミングを一般にも紹介しようと、世界的な登山家でスロベニア人のマルコ・プレゼリさんを招き、26日に写真を見ながら話を聞くスライドショーを松本市のあがたの森文化会館で開く。  ミーティングには国内約10人、スロベニア7人の登山家が参加する。天候が良ければ、北穂高岳山頂直下に広がり、「鳥も通わぬ」と形容される絶壁の滝谷を登りながら交流。アルパインクライミングにまつわる最新技術の共有も図る。  代表世話役を務める松本市の馬目(まのめ)弘仁(ひろよし)さん(44)によると、アルパインクライミングでは近年、日本の登山家の活躍が注目されている。国内各地で開くウインタークライマーズミーティングは、世界で活躍する登山家を輩出する場の一つになっているという。  一方、アルパインクライミングや日本の登山家の活動は国内であまり知られていないため、「どんなものなのかを感じてほしい」(馬目さん)とプレゼリさんのスライドショーを企画した。  スロベニアでは登山が国民的スポーツに位置付けられ、アルパインクライミングへの理解も深いという。馬目さんは「世界の数々の岩壁に(ルート開拓などの)記録を残してきたプレゼリさんは、スロベニアの登山事情なども話してくれると思う」と、大勢の参加を呼び掛けている。  スライドショーは午後8時~9時半。無料。問い合わせは馬目さん(電話090・7843・7731)へ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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