県教委は4日、2014年度の県内公立高校後期選抜(一般入試)の志願変更を締め切り、最終志願状況を発表した。総志願者数は1万2767人。このうち全日制は変更前より206人少ない1万2359人で、平均志願倍率は1・04倍(前年度同期1・05倍)となった。 全日制普通科は9691人が志願し、平均志願倍率は1・04倍(同1・05倍)。学校別では松本蟻ケ崎が1・30倍と最高で、長野1・25倍、上田東1・22倍、屋代南1・21倍、上田染谷丘と松本県ケ丘が1・16倍と続いた。 専門学科は農業科が1・11倍(同1・05倍)、工業科0・94倍(同1・07倍)、商業科0・92倍(同0・98倍)、家庭科1・04倍(同1・04倍)。特色学科は理数科1・79倍(同1・50倍)、英語科1・58倍(同1・17倍)など。総合学科は1・06倍(同1・08倍)だった。 全学校の平均志願倍率の上位を特色学科が占め、飯田理数科が4・38倍と最も高かった。一方、小諸の音楽科は前年度に続き後期選抜の志願者がゼロとなった。 定時制の平均志願倍率は0・26倍(同0・28倍)、多部制・単位制は0・97倍(同0・75倍)だった。 後期選抜の試験は11日(一部は12日も)で、合格発表は20日。(長野県、信濃毎日新聞社)
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