この一投に五輪の熱気 軽井沢で日本カーリング選手権開幕
昨年春にオープンした北佐久郡軽井沢町の通年型カーリング専用施設「軽井沢アイスパーク」で3日、日本カーリング選手権が始まった。女子は、ソチ冬季五輪日本代表の北海道銀行や、五輪代表の座を争った地元・中部電力が出場。1次リーグが行われた初日は、平日にもかかわらず計222の客席の半分ほどが埋まる試合もあり、注目の高さをうかがわせた。...
View Article「三六災害」デジタル化し保存へ 伊那谷遺産選定委が情報収集
上伊那地方と飯田下伊那地方の治水や砂防の遺構などを「伊那谷遺産」として選定している委員会は来年度、伊那谷などを集中豪雨が襲った1961(昭和36)年の「三六災害」の記録を収集、整理し、デジタル情報として保存する事業を始める。埋もれた記録を掘り起こし、信州大付属図書館で2015年度に公開することを目指している。...
View Articleウェブベルマーク運動呼び掛けへ 大槌町と交流の軽井沢4小中学校
北佐久郡軽井沢町に4校ある小中学校の児童会、生徒会の役員が3日、軽井沢中で会合を開き、売り上げの一部が東日本大震災被災地の学校支援に充てられる「ウェブベルマーク運動」への参加を、手紙で全県の小中学校に呼び掛けることを決めた。小学校3校の児童会役員が昨年11月、町が継続的に支援している岩手県大槌町を訪れた際、同町大槌中の鈴木利典校長から運動を軽井沢から広げてほしいと依頼されていた。...
View Article春の喜び踏み締め始動 東海大三、センバツへ静岡合宿
第86回選抜高校野球大会(21日開幕・甲子園球場)に出場する東海大三は3日、静岡市の東海大松前球場で1次合宿をスタートさせた。2月に降った長野県内の大雪の影響もあり、グラウンドを使った練習は1カ月ぶり。ナインは本番に向けて実戦練習を重ね、急ピッチで仕上げる。...
View Articleコメ、必要量確保にめど 豪雪でハウス倒壊、懸念の育苗状況
2月の豪雪で県内の農業用パイプハウスの倒壊が相次ぎ、ハウスによる育苗への影響が心配されていることについて、県農政部は3日、今年のコメの生産に必要な苗の量は確保できる見通しになったと明らかにした。野菜の苗も数%分の不足で収まる見通し。今後本格化する育苗に向け、損壊を免れたハウスを十分に活用するほか、業者への育苗の委託、被害の大きかった地域に余力のある他地域から苗を融通するなどして必要量の確保を図る。...
View Article税率アップ、おもちゃにも影 人件費・原材料上昇追い打ち
中国など海外の生産拠点の人件費の上昇や4月の消費税率引き上げを背景としておもちゃの値上げが相次ぎ、子育て世帯や愛好者らから「手軽に買えなくなってしまわないか」と懸念する声が出ている。メーカー側は「価格を抑える努力をしてきたが、これ以上は難しい」と理解を求める。おもちゃ店からは「ますます売りにくくなる」との嘆きも聞かれる。...
View Article志賀高原の圧雪車事故で3人書類送検 業過致死の疑い
下高井郡山ノ内町志賀高原の一の瀬ダイヤモンドスキー場近くのクロスカントリーコースで昨年3月、クロスカントリースキーをしていた同町東小学校5年の三原舜矢(しゅんや)君=当時(11)、同町平穏=が、走行中の圧雪車後部の圧雪機に巻き込まれて死亡した事故で、中野署や県警捜査1課などは4日、業務上過失致死の疑いで、中野市の会社員で雪面整備作業の指示者(47)ら3人を長野地検に書類送検した。...
View Article軽井沢の平年比2.9倍 2月降水量、県内半数超で平年上回る
長野地方気象台は3日、県内の2月の天候をまとめた。2月14、15日は動きの遅い低気圧が本州南岸を北東に進んだ影響で、県内は記録的な大雪となり、各地の月降水量は軽井沢が2月の観測史上3番目となる118・5ミリ(平年比290%)、松本は86・5ミリ(同199%)となり、平年に比べ2~3倍の降水量となった。特に軽井沢は2月中旬だけで見ると降水量が93・5ミリ(同534%)で平年の5倍超となった。...
View Articleハウス撤去、農家負担ゼロ 豪雪被害の国補助引き上げ
農林水産省は3日、関東甲信地方を中心とする2月の豪雪で被害が出た農家の追加支援策をまとめた。ハウスなど生産設備を再建する費用の国の補助割合をこれまでの3割から5割に引き上げる。壊れた設備の撤去費用は、県や市町村の補助と合わせ、農家の自己負担がゼロになるよう補助する。...
View Article松商野球部で暴力 6カ月試合禁止、夏の大会参加できず
日本学生野球協会は4日、松商学園高校(松本市)の硬式野球部について、部内で暴力行為などがあったとして、2月13日から6カ月間の対外試合禁止処分とした。今夏は県大会に参加できず甲子園出場の道も断たれた。同部は昨年創部100周年を迎え、これまで夏の甲子園には全国最多タイとなる35回出場している(春の甲子園は15回)。...
View Articleお薦め店案内・魅力紹介「そばタクシー」 松本で初の研修会
利用客にそばの魅力を伝えたり、そば店を案内したりする「信州そばタクシー」の運行に向け、県タクシー協会(長野市)は4日、そば好きの客に詳しい情報を伝えることができる運転手を養成する研修会を松本市で初めて開いた。2日間の日程で初日は県内各地から運転手約40人が集まり、信州そばの歴史や特徴などを学んだ。...
View Article全日制平均1.04倍 県内公立高入試、最終志願状況
県教委は4日、2014年度の県内公立高校後期選抜(一般入試)の志願変更を締め切り、最終志願状況を発表した。総志願者数は1万2767人。このうち全日制は変更前より206人少ない1万2359人で、平均志願倍率は1・04倍(前年度同期1・05倍)となった。...
View Article豪雪混乱、JR東社長が謝罪 除雪態勢・情報提供の在り方見直し
JR東日本の冨田哲郎社長は4日の定例記者会見で、2月14、15日の記録的豪雪の影響で中央東線や小海線などで列車の運休、遅れが相次いだことについて、「乗客や沿線住民に多大な心配と迷惑を掛けたことを深くおわびする」と謝罪した。中央東線小淵沢駅(山梨県北杜市)で除雪に使った機関車が脱線し、その事実を公表しなかった問題に関連して、中央東線の除雪態勢や情報提供の在り方について見直す考えも示した。...
View Article県中南部に「重い雪」 松本駅前ぬかるみ
前線を伴った低気圧が四国沖と日本海を東に進んでいる影響で、県内は5日、中南部を中心に雪となった。長野地方気象台は同日午前、上田、佐久、松本、諏訪、上伊那、木曽の各地域に大雪、着雪注意報を出した。 同気象台によると、正午までの24時間降雪量は、菅平27センチ、白馬13センチ、大町12センチ、開田高原8センチ、松本6センチなど。県内全域で引き続き雪崩に注意するよう呼び掛けている。...
View Article県勢、熱戦を約束 ソチ・パラリンピック入村式
7日(日本時間8日)に開幕するソチ冬季パラリンピックの選手村で4日、日本選手団の入村式が開かれた。県勢7人を含む代表選手20人やスタッフら計約40人が参加。地元ボランティアらの歓迎を受けた。...
View Article長野大、公立大へ移行方針 上田市に要望書提出へ
長野大(上田市下之郷)を運営する学校法人長野学園(嶋田力夫理事長)が、上田市を設置主体とする公立大学法人への移行を目指す方針を固めたことが4日、分かった。少子化で大学間の生き残り競争が激化する中、公立大になることで授業料を引き下げたり、市と協力して地域と密着したカリキュラムを導入したりして学生の確保につなげたい考え。6日に、市に要望書を提出する。...
View Article20億円余着服で追送検 厚年基金横領事件捜査ほぼ終了
県警捜査2課と長野中央署は5日、県建設業厚生年金基金(長野市)の元事務長坂本芳信容疑者(56)=業務上横領罪で公判中、収賄罪で追起訴=が、基金から計20億6500万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いで長野地検に追送致した。 県警は、長野地裁で公判中の3億円余りの業務上横領罪を含め、基金の使途不明金23億8千万円余りの全額を坂本容疑者が着服したと断定して立件。これで一連の捜査をほぼ終えた。...
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