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県中南部に「重い雪」 松本駅前ぬかるみ

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 前線を伴った低気圧が四国沖と日本海を東に進んでいる影響で、県内は5日、中南部を中心に雪となった。長野地方気象台は同日午前、上田、佐久、松本、諏訪、上伊那、木曽の各地域に大雪、着雪注意報を出した。  同気象台によると、正午までの24時間降雪量は、菅平27センチ、白馬13センチ、大町12センチ、開田高原8センチ、松本6センチなど。県内全域で引き続き雪崩に注意するよう呼び掛けている。  松本市の松本駅前では午前7時すぎ、大粒の雪が激しく降った。ぬかるんだ路面に、駅利用者らは足元を気にしながら歩いていた。雪はその後、雨に変わった。  伊那市でも湿った雪が降り、タカトオコヒガンザクラの名所、同市高遠町の高遠城址(じょうし)公園では同日午前、公園を管理する市振興公社の桜守たちが竹の棒を手に、桜の枝が折れないように雪落としに追われた。桜守の稲辺謙次郎さん(69)によると、本格的な雪落としはこの冬初めて。「2月の大雪で雪は終わりかなと思っていた。花の芽が大きくなりきる4月には降らないでほしい」と話していた。  6日は冬型の気圧配置となり、県内は北部で昼前まで、中部で朝まで雪の降るところがある見込み。中部、南部は昼前から夕方は晴れるという。(長野県、信濃毎日新聞社)


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