7日(日本時間8日)に開幕するソチ冬季パラリンピックの選手村で4日、日本選手団の入村式が開かれた。県勢7人を含む代表選手20人やスタッフら計約40人が参加。地元ボランティアらの歓迎を受けた。 入村式は、アルペンスキー競技会場近くの選手村で開催。音楽が流れてボランティアたちが日本の国旗を振る中、日本選手らが登場すると歓声が湧き起こった。ロシア人女性の太鼓演奏や、歌のパフォーマンスなどがあり、選手らは笑顔を見せていた。 ソチと同じく黒海に面するウクライナ南部のクリミア半島の情勢が緊迫化するが、選手たちはリラックスした様子で入村式に臨み、開幕を目前に気持ちを高めていた。アルペンスキーで3大会連続出場の狩野(かのう)亮(あきら)選手(27)=マルハン・長野市=は「ボランティアの人たちも盛り上がってくれてうれしい。自分の最高のパフォーマンスを出したい」と話していた。(長野県、信濃毎日新聞社)
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