日本気象協会(東京)は12日、県内10カ所の桜と千曲市のアンズの開花予想を発表した。前回(5日)と比べ、桜は10地点のうち6地点で1日早めた。飯田と天竜峡を除き、信州の桜の開花は4月中旬に集中しそうだ。アンズの開花は前回予想と同じ9日だった。 予想が1日早まるのは、長野、大町、松本、上田、小諸、諏訪の6地点。日本気象協会によると、3月中旬は前回予想時よりも、南から暖かい空気が入る見通しになったことなどを踏まえた。上田、小諸、諏訪、飯田、天竜峡は平年よりも遅く、他の5地点は平年並みの開花となる。 アンズの開花予想は、3月中下旬の気温が平年並みか平年より暖かくなる見通しで、開花は平年(4月7日)並みとみている。(長野県、信濃毎日新聞社)
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