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右回り限定六差路、軽井沢で運用開始 表示増設を検討

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 北佐久郡軽井沢町は、全国的にも珍しい旧軽井沢地区の六差路交差点「六本辻(ろっぽんつじ)」の安全性を高めるため設けた、右回り限定の円形状交差点「ラウンドアバウト」の運用を始めた。15日は町職員と軽井沢署員が現地を確認し、軽井沢東部小学校の児童が横断歩道の渡り方を練習=写真。ただ、新ルールの一時停止をしない車が目立つため、ルールが定着するよう表示板を増やすことを検討し、同署は現地で交通指導する考えだ。  大正時代からある六本辻は、国道18号と接続する幹線の町道離山(はなれやま)線(旧中山道)に、4本の町道が進入。信号機はなく、これまで離山線を通る車は一時停止せずに交差点を通過できた。ラウンドアバウト化後は、全ての道で進入時に一時停止が必要。中央の円形の道路に入る時は、左折表示をしないといけないが、15日はしない車も多かった。  交差点は同小の通学路になっており、今回の試みで横断歩道の位置も変更したことから、同小は16日も現地で渡り方を練習する。  交差点の運用は施設整備終了後の13日に開始。調査車両による速度計測やビデオ撮影、ドライバーや歩行者らへのアンケートなどを12月まで行い、本格運用の是非や改良点などを検証する。担当の町都市デザイン室は、12月の調査終了後も円形状交差点のままにしておく方針だ。(長野県、信濃毎日新聞社)


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