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県立こども病院に善意の本170冊 寄贈相次ぐ

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 県立こども病院(安曇野市)でクリスマスを過ごす子どもたちのためにと20、21日、本の寄贈が同病院に相次いだ。21日は東信地方の20代男性有志がチャリティーイベントの募金で購入した絵本や図鑑など計104冊を、20日は松本市などの「サンタ・プロジェクト・まつもと」が絵本70冊をそれぞれ贈った。  東信の有志は仲間8人で、病気の子や家族を支援しようと佐久市で10月中旬に音楽イベント「akshu(あくしゅ)」を初開催。子どもらのダンスなどがあり、小児がんへの理解や支援を呼び掛けた。Tシャツの売り上げや募金計9万円余で本を買った。  有志の会社員工藤尚徳さん(29)=佐久市岩村田=ら5人が病院を訪ね、藤岡文夫副院長に目録を渡した。藤岡副院長は「院内で癒やしを求める子どものために役立てたい」と応じた。本はクリスマスの25日に子どもたちに配るという。  「サンタ・プロジェクト」は、NPO法人ライフデザインセンター松本事務所(松本市)が母体。11月下旬からポスターなどで呼び掛け、賛同者が絵本を購入、カードに子どもへのメッセージも添えた。  絵本は原田順和院長が21日にサンタクロースに扮(ふん)し、入院中の子どもに配った。プロジェクト代表の西垣恭子さん(63)=安曇野市豊科南穂高=は「人を思いやる心をみんなが持てば温かな地域になる」と話していた。今回は99冊が集まり、プロジェクトは信大病院(松本市)の小児科には29冊を贈っている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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