地下水採取の停止命令盛る 軽井沢町提出の水保全条例案
北佐久郡軽井沢町が地下水を「公の水」として保全するため、町議会12月会議に提出した町地下水保全条例案について、議会総務委員会は19日、町長が地下水採取の停止を命令できる規定を盛り込んだ修正案を、最終日の21日に提出することを決めた。町の条例案より強い規制が必要と判断した。...
View Article厚生年金基金「長野山梨石油」解散へ準備 AIJ被害で積立不足
長野、山梨両県の石油販売業約150社(加入員約2千人)でつくる長野山梨石油厚生年金基金(長野市)が解散の準備を進めると決めたことが19日、信濃毎日新聞が厚生労働省への情報公開請求で入手した同基金の代議員会議事録などで分かった。同基金は、運用状況の悪化やAIJ投資顧問(東京)による年金資産消失事件の被害で大幅な積立金不足に陥っており、解散で加入企業の負担軽減を図る狙いがあるとみられる。...
View Article軽井沢に天然のリンク 12年ぶり復活
北佐久郡軽井沢町星野に今冬、12年ぶりに天然スケートリンクが復活する。ここ数日の冷え込みで氷が一気に張り、22日オープン予定となった。町内にはかつて天然リンクが各地にあり、スケートは伝統あるスポーツ。だが近年は屋内、屋外の人工リンクに移行している。「軽井沢の財産」を大切にしたいと、一帯で温泉施設などを経営する星野リゾートが再開を決めた。...
View Article化石9000点を電子データ化 伊那市教委 ネット公開検討
伊那市教育委員会は、愛好家らでつくる「戸台の化石保存会」が同市長谷公民館で保管する化石約9千点を一つ一つ電子データにまとめ、デジタル台帳にする事業に取り掛かる。同市では図書館や博物館が、古文書などの地域資料をデジタル化して保存、公開する「デジタルアーカイブ」を構想中。その一環で、化石についても研究や学習に活用しやすいよう、インターネット上での公開を検討する。...
View Articleカピバラ「温泉」でぬくぬく 須坂市動物園
須坂市動物園で、世界最大のネズミとして知られる南米原産のカピバラのために、土日、祝日限定でお風呂が用意されている。のんびりとお湯に漬かる姿が、来園者の注目を集めている。 カピバラは雌の1匹で、名前は「華(はな)」。8月に園にやって来た。園は午前10時半と午後2時からの2回、お湯を沸かしてプラスチックの容器に入れる。華は毎回約30分、ゆっくりとお湯に漬かる。「カピバラ温泉...
View ArticleBCリーグ、来季は日米独立リーグ対抗戦 信濃、ハワイ遠征
BCリーグは20日、米独立リーグの「パシフィックアソシエーション」と来季、双方の所属球団が遠征し合い「日米独立リーグ対抗戦」を行うと発表した。BCリーグからは信濃グランセローズと石川ミリオンスターズが米ハワイ州へ遠征し、現地の2球団と交流戦を行う。信濃の海外遠征は初めて。...
View ArticleJR「リニア整備はお任せを」 自民政策集「あらゆる手段講じる」
JR東海の山田佳臣社長は都内で20日開いた定例記者会見で、衆院選で圧勝し政権に復帰する自民党がリニア中央新幹線の大阪までの全線早期整備を掲げていることについて触れ「政府にお金を出してほしいと申し上げているわけではない。お任せいただきたい」と述べ、全額自社負担で整備し工事ペースは自社の経営判断との考えを強調した。...
View Article臨時災害放送局開設へ行動計画 信越総合通信局まとめ
信越総合通信局(長野市)は20日、災害時にラジオで住民に情報を伝える「臨時災害放送局」の開設に向け、市町村や放送事業者などが参画する行動計画をまとめた。災害発生時に速やかに開局できるよう連携することなどを目標に掲げ、各市町村や事業者は本年度内をめどに開局に向けた態勢を整える。...
View Article「信州教育」充実へ 自然生かした体験学習など11項目
県教委は20日、県庁で開いた定例会で来年度から5年間の教育政策の方向性を示す第2次県教育振興基本計画原案を決めた。県民全体で理念を共有し、充実させたい教育の伝統や目標を「信州教育スタンダード」として設定。県歌「信濃の国」を学校で歌うことや、集団登山やスキー教室といった自然を生かした体験学習など11項目を提案している=表。...
View Article立川と大隅、2流派の寺社紹介パンフ 茅野の有志らDVDも制作
茅野市などの有志で地域の蔵をまちづくりに生かそうと活動する「くらフォーラムin八ケ岳」が、江戸時代後期に腕を競ったとされる諏訪の宮大工、立川(たてかわ)と大隅(おおすみ)の両流派が手掛けた寺社を紹介するパンフレットとDVDを制作した。諏訪大社をはじめ、全国に優れた建築物を残した両流派の業績を見つめ直そうと企画。近く諏訪地方の全小中学校と高校、公立図書館などに寄贈する計画だ。...
View Article省エネへ10の重点事業 第3次温暖化防止県民計画最終案
2013年度から8年間の第3次県地球温暖化防止県民計画(県環境エネルギー戦略)を検討している県環境審議会の専門委員会は21日、県庁で最終会合を開き、最終報告案をまとめた。家庭や企業の省エネルギーを大幅に進め、エネルギー性能に優れた住宅を普及させる制度創設など10の重点事業を盛った。 来年1月の環境審議会に報告し、同審議会が県に答申。県は関連条例改正案を県会2月定例会に提出する予定だ。...
View Article長野-塩尻間で17本ワンマン化 JR東日本、来年3月ダイヤ改正
JR東日本長野支社は21日、来年3月16日に実施するダイヤ改正を発表した。信越線と篠ノ井線にかかる長野―塩尻駅間を走る普通列車17本を、運転士1人が乗務するワンマン化する。利用者の減少に伴い効率化を図る目的で、ワンマン用の2両編成車両を導入する。...
View Article県立こども病院に善意の本170冊 寄贈相次ぐ
県立こども病院(安曇野市)でクリスマスを過ごす子どもたちのためにと20、21日、本の寄贈が同病院に相次いだ。21日は東信地方の20代男性有志がチャリティーイベントの募金で購入した絵本や図鑑など計104冊を、20日は松本市などの「サンタ・プロジェクト・まつもと」が絵本70冊をそれぞれ贈った。...
View Article全体会合、1回増やし5回に 教員の資質向上・教育制度あり方検討会議
県と県教委が設置した「教員の資質向上・教育制度あり方検討会議」の3回目の全体会合が21日、県庁であった。新たな研修体系をつくる「県教員研修体系作成会議(仮称)」を設置するなどとした研修専門部会の提言案の報告を受け、倫理向上や採用・人事の各専門部会の提言に関しても議論。結論をまとめる3月までに「より議論を深める必要がある」とし、全4回の予定だった全体会合を全5回とすることを決めた。...
View Article中央道笹子トンネル、29日にも仮復旧 下り線を対面通行に
中央道笹子トンネル(山梨県)上り線の天井板崩落事故で、中日本高速道路(名古屋市)は21日、年内の開通を目指して下り線(全長約4・7キロ)で進めている天井板撤去とジェットファン設置の作業が早ければ29日にも終了するとの見込みを国土交通省に伝えた。関係者によると、安全点検などをした上で、実際に通行できるようになるのは30日にずれ込む可能性もある。...
View Article北ア広域の新ごみ焼却施設予定地、大町市源汲に 3市村長が選定
北アルプス広域連合の新ごみ焼却施設計画について、大町市、北安曇郡白馬村、小谷村の関係3市村長でつくる建設予定地選定会議は21日、第11回会合を市内で開き、3市村の自治会が推薦した候補地6カ所から同市源汲(げんゆう)を予定地に選んだ。同日、広域連合議会ごみ処理特別委員会、同全員協議会に選定結果を示し、おおむね了承を得た。...
View Article