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震度6弱以上予測見直し 諏訪地方や伊那谷は高め

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 政府の地震調査委員会は21日、今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を地図上で示す「全国地震動予測地図」の2012年版を発表した。  ◇  12年版予測地図によると、長野県内で30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が高いのは、諏訪市から諏訪郡富士見町にかけての糸魚川―静岡構造線断層帯上の地域や伊那谷など。県内19市の市役所所在地で確率が最も高かったのは諏訪市役所の58・9%。2011年3月11日の東日本大震災の影響で公表を見合わせた同年1月1日時点の予測と比べ0・2ポイントの上昇となった。  2番目は49・6%の飯田市役所で、前年より0・3ポイント上昇。駒ケ根市役所は39・3%で、同0・2ポイント上昇した。11年3月12日に震度6強を観測した下水内郡栄村の村役場は3・6%で同年1月1日時点と変わらなかった。  調査委によると、30年以内の発生確率が88%の東海地震や同72%の東南海地震など、海溝型地震の影響が大きい地域は1年間の時間経過で数値が上昇。一方、内陸の活断層型地震は発生間隔が長いため、1年の経過による数値の変化はほとんどないという。(長野県、信濃毎日新聞社)


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