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Channel: 信濃毎日新聞
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「市田柿」消費拡大へ 飯田で初のフェア

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 飯田下伊那地方特産の干し柿「市田柿」の認知度を高め、地元での消費拡大も目指す初のイベント「市田柿フェア」が22日、飯田市のみなみ信州農協みどりの広場で開かれた。市田柿を使った菓子作り体験や、市田柿の販売戦略について研究した大学生による発表などがあった。  家族で菓子作りを体験した飯田市鼎(かなえ)小学校3年の矢沢茉依(まい)さん(9)は、長さ5センチほどの棒状のチーズを市田柿で巻いたおやつを作って味わった。「チーズは苦手だけれど、市田柿と食べるとおいしい」と話した。  愛知大経営学部経営学科の3、4年生9人は、ことし5月から取り組んできた市田柿の販売戦略の研究を発表。商品の品質を見極めて購入する「目利き女子大生」向けに、こだわりの商品が並ぶ小売店で販売したり、学生向けのフリーペーパーでPRしたりすることを提案した。  同フェアは市田柿の生産・販売団体などでつくる市田柿ブランド推進協議会と、飯伊地方14市町村や同農協などでつくる飯伊農業振興協議会が主催。会場には、同推進協議会が開いた第7回市田柿コンクールの出品作品も並んだ。料理研究家の横山タカ子さんが市田柿を使った料理を作り、来場者が試食した。(長野県、信濃毎日新聞社)

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