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松本空港到着客を特産品でおもてなし

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 県営松本空港(松本市)を盛り上げようと、松本地方の有志11人でつくる「勝手におもてなし隊」が22日、福岡からの到着客に抽選で地元特産品を贈った。信州のイメージアップを図り、空港活性化の手伝いをしようと初めて企画。当選者たちはびっくりしながらも突然の贈り物に喜んだ。  特産品は、塩尻志学館高校(塩尻市)の生徒が造り、塩尻市観光課が提供したワインや、1箱5キロ入りの安曇野産リンゴなどを用意。松本空港発着便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)から事前に搭乗番号を提供してもらい、抽選で当選番号を決め、到着ロビーに掲示した。  正午前に福岡便の乗客が降り立つと、待ち構えていた隊員や県の観光PRキャラクター「アルクマ」の着ぐるみなどが当選者に特産品を渡した。伝統の木曽漆器の箸も全員に配布。塩尻道化組合の5人も協力し、道化師の格好で盛り上げた。  上伊那郡箕輪町の実家で年末年始を過ごすため、2人の娘と来た主婦中根智恵さん(43)=長崎市=はリンゴ1箱が当たり、「リンゴは大好きなので実家でみんなで頂きたい。年末年始で食べきります」。同隊の「勝手に隊長」、吉国明夫さん(64)=塩尻市広丘=は「喜んでもらえることが一番。これからも子どもたちの長期休みに合わせて企画したい」と話した。次回は来年3月を考えている。(長野県、信濃毎日新聞社)


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