クリスマスイブを前に、安曇野市などの市民有志のグループが23日、同市内をサンタクロース姿やトナカイ姿でパレードして、沿道の子どもたちに縫いぐるみやお菓子のプレゼントを配った。 約30人が参加。そりに見立てたリヤカーいっぱいにプレゼントを積み、手を振りながら「メリークリスマス」と呼び掛けると、子どもたちが沿道に出てきて和やかな雰囲気に。近くの小林瑞季ちゃん(3)は「(プレゼントが)たくさんでうれしい」と満面の笑みだった。 同市豊科の飲食店経営佐藤克彦さん(43)が「街を明るくしよう」と地元の仲間と始めた活動で13回目。プレゼントの縫いぐるみは寄付を募り、ことしは約250個が集まった。同市の県立こども病院も訪問し、入院中の子どもたちにもプレゼントした。 長野地方気象台によると、クリスマスイブの24日の県内は上空に強い寒気が流れ込み、北部は大雪となり、中部、南部は一部が雪になりそう。同日午後6時までの24時間降雪量は、いずれも多い所で、中野飯山で50センチ、長野の山沿いと大北で40センチ。長野の平地、乗鞍上高地、木曽で10センチ、上田、松本、佐久、諏訪は3センチを見込んでいる。(長野県、信濃毎日新聞社)
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