佐久市と佐久熱気球クラブは２３日、タレントのビートたけしさんが描いた絵を使った熱気球「たけしバルーン」の搭乗体験会を行い、会場となった同市の佐久平駅南の駐車場には朝早くから市民が集まった。
たけしバルーンは毎年５月に開く佐久バルーンフェスティバルのＰＲ用で、別の催しで市職員がたけしさんの弟子のダンカンさんと知り合い、ダンカンさんを通じて実現。気球には縁起の良い福助とえびすの絵に加え「佐久！今日も晴天」「佐久いいねえ！」の文字も添えてある。
風に流されないようバルーンをロープで固定し、高度約２０メートルまで上昇。上空からは佐久平が一望できた。上田市住吉の公務員秋山雄一郎さん（３９）、明日香さん（３７）夫妻と長男優太君（５）、次男慶太君（２）の家族４人は一番乗り。「佐久市にはよく買い物に来るが、上空からはいつもと違った風景が見ることができて面白かった。たけしさんの絵もすてきだった」と雄一郎さん。優太君も「とっても面白かった」と笑顔で話した。
この日は、同クラブの会員がサンタクロース姿で別の気球２基に乗り、着陸地点で子どもたちに菓子をプレゼントする催しもあった。
２４日は、サンタクロースに扮（ふん）した同クラブの会員がたけしバルーンに乗り、佐久市内の上空を飛行。菓子のプレゼントイベントもある。天候によっては中止する。（長野県、信濃毎日新聞社）
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