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新年迎える手作り灯明 喬木・法運寺の檀家ら1300本準備

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 下伊那郡喬木村伊久間の法運寺の境内などを手作りの灯明で照らす催しが、大みそかに行われる。24日は檀家ら20人余りが寺に集まり、ペットボトルなどを使った灯明計約1300本を作って年越しの準備を整えた。  上部を切り取ったペットボトルの底に砂利を入れてろうそくを立てるタイプと、竹筒の中に針金でろうそくを固定するタイプの2種類が作られた。ボトルには、赤や黄色などのビニールを巻きつけたり、砂利にろうそくを立てて水を注いだりした。屋外に置いておけば、凍ってろうそくを固定できるという。  灯明は、幻想的な雰囲気の中で新年を祝ってもらおうと、檀家(だんか)や世話人らが2001年からともし始め、徐々に数を増やしてきた。天竜川対岸の飯田市座光寺地区、上郷地区などからも楽しめる。催しを始めてから二年参りの参拝者が増えたという。総代長の木村進さん(73)は「新しい年に希望を持てるよう、願いを込めて参拝してほしい」と話している。  大みそかは昼のうちに灯明を境内や墓地、参道に並べ、午後10時に点灯する。元日の午前2時半ごろまで明かりを楽しめるという。(長野県、信濃毎日新聞社)

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