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「信州製」衛星、愛称は「ぎんれい」 応募4038点から選考

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 信大(本部・松本市)と信濃毎日新聞社は31日までに、同大大学院理工学系研究科の中島厚教授らが県内企業と協力して打ち上げを目指す超小型人工衛星「ShindaiSat(シンダイサット)」について、全国から公募していた愛称を「ぎんれい」に決めた。衛星は2013年中に完成予定。同年度中に打ち上げられ、発光ダイオード(LED)の光で地上と通信する超長距離の「可視光通信実験」に挑む計画だ。  愛称は12年9~11月に募集し、はがきやメールなどで47都道府県から計4038点の応募があった。小中学校や高校から学年・クラス単位での応募も多数寄せられた。  信大の笹本正治副学長、衛星の製造や運用に関わる企業・団体でつくる信州衛星研究会顧問の萩本博幸・多摩川精機(飯田市)会長らによる選考委員会が同年末、予備選考を経た「こまくさ」「きらめき」など10案の中から最終的に「ぎんれい」を選んだ。  「ぎんれい」は、長野県と熊本県に住む10~40代の男女計6人が提案。雪を頂く信州の山々を表す「銀嶺」と、宇宙で輝く衛星のイメージが重なり、光を用いた実験への期待も感じさせる点が選考理由となった。応募者の中には信大の学園祭が「銀嶺祭」であることを挙げた人もいた。  応募した6人には「名付け親認定証」が贈られるほか、全員の氏名を記したプレートが、宇宙に飛び立つ衛星に搭載される。  愛称募集は、信大と信濃毎日新聞社が12年8月に締結した連携・協力協定に基づく事業の第1弾として実施した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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