県教委が１５日から「特設いじめ相談電話週間」

　県教委は１１日、子どもや保護者がいじめについての悩みを相談できる「特設いじめ相談電話週間」を１５～２８日に実施すると発表した。大阪市立桜宮高校の男子生徒が体罰を受けた後に自殺した問題が注目されており、県教委心の支援室は「いじめに限らず、体罰や不登校など何でも相談してほしい」と呼び掛けている。 　相談電話週間は、大津市のいじめ自殺問題を受けて緊急実施した昨年８月に続き２度目。この時期は、長期の休み明けで学校生活に変化が起きやすいとして実施を決めた。子どもの電話相談について、専門的な研修を受けた人が相談に応じる。 　同支援室は普段、平日に相談窓口を設けているが、同週間中は週末も受け付け、子ども用は無料回線にする。午前８時半～午後６時までで、子ども専用の無料回線は電話０８００・８００・５４４０、保護者用は電話０２６・２３５・７４５８。（長野県、信濃毎日新聞社）