東京五輪招致を応援　長野の保育園が園児手形の旗

　長野市の栗田保育園が、東京五輪招致を応援しようと、園児たちの手形を押した旗を作った。都内の５幼稚園でそれぞれ開くイベント「子どもたちのオリンピック招致炬火（きょか）リレー」で各会場に飾った後、猪瀬直樹東京都知事（長野市出身）に贈る。 　長野冬季五輪から１５年となり、県内で五輪が開かれたことを知らない園児も多い中、五輪開催地から招致につながる活動をしようと企画した。 　旗は縦約９０センチ、横約１４０センチで「２０２０年オリンピック・パラリンピックを日本で！」などと書いた。０～６歳の園児と職員計約１３０人分の手形が、赤、青、黄色などの絵の具で押され、花のように彩られている。 　小泉舞佳（まいか）ちゃん（６）と小松紫苑（しおん）ちゃん（５）は、それぞれ桃色とオレンジ色で手形を押した。昨年夏のロンドン五輪をテレビで観戦したといい、「日本にオリンピックが来たら見に行きたい」と話していた。 　都内で開かれる招致イベントは都など主催。２４日まで５園で順番に開かれ、各園の園児たちが折り紙で作ったトーチを持ってリレーなどを行う。（長野県、信濃毎日新聞社）