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初確認の石組みに注目 松本城二の丸御殿跡で説明会

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 松本市は12日、国宝松本城二の丸御殿跡の内堀石垣修復事業現場で、昨年12月に初めて確認された御殿跡の敷地を仕切る石組みなどの現地説明会を開いた。同日午前の小、中学生対象の説明会では保護者も含めて約50人が参加し、発掘現場を歩きながら説明に耳を傾けた。  修復と発掘調査をしている市松本城管理事務所によると、新たに確認された石組みは、二の丸御殿の南側に設けられた塀の基礎とみられ、石組みを境に二の丸御殿の敷地は南側の太鼓門より約70センチ高かった。  冷たい風が吹く中、子どもたちは約1時間、担当者から石組みの構造や役割を聞いた。現場内の仮設テントでは調査で出土した瓦や皿などの器、通貨などの展示があり、熱心にメモを取って見入る子どももいた。  同市開智小4年の津田希未(のぞみ)さん(10)は「大きな石の隙間などに入れて支える裏込石(うらごめいし)という小さな石があることが分かった。昔のお金なども見られて良かった」と話していた。午後は高校生以上を対象にした説明会も開き、約100人が参加した。(長野県、信濃毎日新聞社)


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