第31回全国都道府県対抗女子駅伝は13日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間42・195キロで行われ、神奈川が2時間14分55秒の大会新記録で26年ぶり2度目の優勝を果たした。長野は過去最高記録の2時間18分58秒で13位だった。 長野は1区の31位スタートから2区中村萌乃(ユニバーサルエンターテインメント・柳町中―新潟第一高―城西国際大出)の11人抜きで20位まで浮上。後半は6区の玉城かんな(長野東高)が区間8位と健闘し、18位から12位へ順位を上げた。その後は追い上げきれず、目標の8位入賞には届かなかった。 神奈川は4区の松山祥子(パナソニック)が区間トップの力走で前半、好位置をキープ。アンカーのロンドン五輪長距離代表、吉川美香(パナソニック)も区間2位と実業団勢が底力を示し、第26回大会の京都の大会記録を3秒更新した。 兵庫が23秒差の2位、同五輪マラソン代表の木崎良子(ダイハツ)を擁し、2連覇を狙った大阪は3位だった。京都はアテネ五輪マラソン金メダルの野口みずき(シスメックス)が急性胃腸炎で欠場し、9位に終わった。(長野県、信濃毎日新聞社)
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