心身の不自由な人らの共同生活映画化 小谷「信州共働学舎」で撮影
心身の不自由な人らが農業をしながら共同生活を送る北安曇郡小谷村真木(まき)の「信州共働学舎」で、東京の映画製作会社ポレポレタイムス社がドキュメンタリー映画を撮影している。4日も山中を1時間半歩いてやっとたどり着く現地でロケ。豊かな自然の中で支え合って生きる人々を、1年間にわたって記録する。...
View Article梅雨でも晴れ…果樹園スプリンクラーはフル稼働
県内は5日も高気圧に覆われ全域で晴れた。関東甲信地方は1951(昭和26)年の統計開始から3番目に早い5月29日に梅雨入りが発表されたものの、晴れが続いている。...
View Article塩尻の高ボッチ高原で牛の放牧始まる
塩尻市の高ボッチ高原の牧場で5日、乳牛の放牧が始まった。同市や松本市からトラックで運ばれた22頭の牛は、血液検査を受けて体重を量った後、広大な牧場に散らばって、早速、草をはんでいた。 牧場は標高約1600メートルで広さは約60ヘクタール。この日は晴れて、放牧した牛たちが駆け回る背景には北アルプスの風景が広がった。...
View Article県の「山の日」議論本格化 国との調整論点に
県は5日、独自に制定を検討している「山の日」について、有識者から意見を聞く懇話会の初会合を県庁で開いた。山小屋、林業、観光などの20人が課題や期日などについて意見を交わし、制定に向けた議論が本格化した。阿部守一知事はあいさつで「県の基本的な価値である山について、県民と一緒に考え親しむ日として検討していく必要がある」と述べた。...
View Article「下げ止まっている」6月の県内経済 日銀松本支店
日銀松本支店は5日、6月の県内金融経済動向を発表した。県内経済の総括判断は「下げ止まっている」とし、「下げ止まりに向けた動きが広がっている」とした前月から判断を引き上げた。上方修正は3カ月連続。松下顕支店長は「生産と輸出に下げ止まりの動きが定着している。(回復の)ペースは緩やかだが底堅く、底を打った傾向が見られる」とした。...
View Article5月の県内倒産6件 過去25年間で最少に
東京商工リサーチ長野、松本両支店が5日まとめた5月の県内企業の倒産件数(負債1千万円以上、内整理含む)は6件で、負債総額は5億800万円だった。長野支店によると、バブル期の1990年5月(8件、総額7億1600万円)の水準を下回り、5月としては件数、総額ともに過去25年間で最少。同支店は「中小企業金融円滑化法がことし3月に終了して以降も小康状態が続いている」としている。...
View Article「日本のチロル」将来探る 飯田 魅力再発見の講座企画
急傾斜地に民家が点在して「日本のチロル」とも呼ばれる飯田市上村下栗地区で、未来の地域づくりを考えようと住民有志によるグループ「郷(さと)の箱舟しもぐり」が発足した。他にはない独自の風土に根差した魅力を生かしながら、ここでの暮らしを継続するための道筋を探る。第1弾の活動として22日には、下栗と交流のある研究者を講師に招いて「下栗の美しさの再発見」をテーマとする講座を地区内で開く。...
View Article屋代線の歴史残す公園計画 須坂市 土地の譲渡打診
須坂市は、長野電鉄須坂駅近くにある線路保守用車の停車場などとして使われていた敷地の無償譲渡を、同社に申し入れている。敷地は、昨年3月末で廃止された屋代線の跡地と隣接しており、市は屋代線の歴史を残す記念公園の一部として活用することを検討中だ。...
View Article黒部ダム完成50周年の慰霊祭 171人追悼
国家事業として北アルプス・黒部峡谷に建設された黒部ダム(富山県立山町)完成50周年を迎えて、関西電力は5日、建設中の事故などで亡くなった171人を追悼する慰霊祭を、同ダムの慰霊碑前で開いた。30、40周年の折にも営んだが、報道陣に公開するのは初めて。大勢の観光客が見守る中、当時の建設関係者や富山県、大町市などの代表者ら27人が、半世紀前の苦闘に思いをはせた。...
View Articleイノシシ今度は松ケ丘小北 長野 通学時間帯に目撃
6日午前7時10分ごろ、長野市安茂里小市の松ケ丘小学校近くの住民から「民家の庭先にイノシシがいる」と同市消防局に通報があった。同小学校の通学時間帯だったため、長野中央署や学校関係者が近くで警戒した。けが人は出ていない。 同署によると、イノシシは1頭で体長60~70センチ。同署員らが駆け付け、目撃場所周辺を探したが、イノシシは見つからなかった。...
View Articleプールの季節待ち遠しい 長野の城東小 児童が掃除
プール開きが迫り、長野市三輪の城東小学校では6日午前、曇り空の下で5年生がプール掃除に汗を流した。 3クラスの72人は水着の上にTシャツを着て、デッキブラシやたわしを持って低学年向けの小プールへ。担任の掛け声とともに、水をかけたり、ブラシでこすった。久々の水の感触に歓声を上げ、服をぬらしながらも、1時間ほどで枯れ葉や砂を取り除き、鮮やかな水色の底が姿を現した。...
View Article成長戦略素案の転職支援策、イメージしにくく
政府は5日の産業競争力会議に示した成長戦略素案で、従業員の雇用を維持した企業への助成金を縮小し、転職を支援した企業への助成金に振り向けることを盛った。人手不足が見込まれる「成長産業」への転職を後押しする目的。ただ、県内の労働者にも「解雇しやすくなるだけではないか」との懸念があり、成長産業と見込まれる企業も「雇用を増やすのは簡単ではない」。政府が掲げる「失業なき労働移動」はイメージしにくいようだ。...
View Article空梅雨、農業用水不足深刻に 東御など「収穫に影響も」
梅雨入りした県内で少雨傾向が続き、農業用水の不足が深刻化している。東御市八重原(やえはら)では、多数のため池の一部が空になり、田植えを終えたばかりの水田で干上がる場所が出始め、地元農家でつくる八重原土地改良区は5日、「このままでは農作物の収穫に大きな影響が出る」として市に対策本部設置など支援を申し入れた。佐久市や小諸市などでも農業用水が不足し、農作業に遅れが出ている。...
View Article小澤さん待つ「テント村」活気 SKFチケット発売前に
松本市で8月に開幕するサイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)松本のチケット販売が8日から全国で一斉に始まるのを前に、販売会場の一つとなる同市総合体育館に隣接するキッセイ文化ホール(県松本文化会館)前に6日、発売を待つ人たちの「テント村」ができた。総監督の小澤征爾さんが2年ぶりに指揮するとあって公演への期待は高く、順番待ちの「出足」も好調だ。...
View Article碓氷峠ゆかり「169系」展示へ 軽井沢町が方針
北佐久郡軽井沢町は、しなの鉄道(上田市)が全国で唯一運行し老朽化で引退した列車「169系」を、同社から譲り受けて展示・公開する方針を決めた。同車両は旧国鉄時代の1968(昭和43)年、旧信越線軽井沢―横川(群馬県)間の碓氷峠の急勾配を走れる車両として誕生した軽井沢ゆかりの列車。6日再開した町議会(通年議会)6月会議に、展示場所の整備費など1200万円の関連補正予算案を提出した。...
View Article1500人踊りにおいで 駒ヶ根駅無人化の市街地で9月
踊りで駒ケ根市の玄関口に活気を―。JR東海が4月に無人化した飯田線駒ケ根駅前の中心市街地で、よさこいソーランなど県内外の踊りの団体が集う「信州駒ケ根おいでなんしょ祭り」が9月に初めて開かれる。まちづくりや踊りに関わる市民有志ら約40人が実行委員会を結成。各地の踊りの団体に呼び掛け、ことしは約40チーム、1500人ほどの出演を目指す。毎年開き、市の新たな名物に育てたい考えだ。...
View Article楽天・聖沢選手、長野で居酒屋「地元貢献を」
千曲市出身のプロ野球パ・リーグ楽天の聖沢諒(ひじりさわりょう)選手(27)が「地元を盛り上げたい」と、母校の松代高校(長野市)OBらと居酒屋「HASHIRA(ハシラ)」を長野市の長野駅前に開店した。店内には、試合で使った楽天のユニホームやスパイクなどを展示。開店から1カ月余たち、ファンやスポーツ関係者が集う場になってきた。...
View Article