懲戒「非公開」見直しへ 県、処分は「基本的に公表」
阿部守一知事は2日の定例会見で、知事部局の職員を対象にした「懲戒処分等の指針」について、被害者などが求める場合に処分自体を非公表にできるようにした規定を見直す考えを示した。県人事課は「処分があったこと自体は(被害者が非公開を求めるケースでも)基本的に公表する方向になる」としている。 現在、同じ規定を盛った指針を運用する県教委の検討会議が3月、指針見直しを決めたことを踏まえた。...
View Article県内倒産139件 負債総額313億円 12年度 過去20年間で最少
東京商工リサーチ長野、松本両支店は3日、2012年度の県内企業の倒産(負債1千万円以上、内整理含む)状況をまとめた。倒産件数は前年度比8件減の139件、負債総額は32・9%減の313億3800万円だった。件数、負債総額とも過去20年間で最少。同社長野支店は「徹底したコスト削減など企業の自助努力に加え、(3月末で終了した)中小企業金融円滑化法などの政策効果で小康状態が続いた」としている。...
View Article県産ワイン専用HP 県開設 商品や店など紹介
県は、信州産ワインを県内外にPRする専用ホームページ(HP)を開設した。ワインやワイナリー(醸造所)のほか、味わったり購入したりできる県内店舗も紹介。ワインに合う県産食材や工芸品、産地を訪れる「ワインツーリズム」もアピールし、関連産業の幅広い振興を目指す。...
View Articleサッカーボールでドリブルしながら日本縦断挑戦 男性県内入り
サッカーボールをドリブルしながら、北海道から沖縄県までの日本縦断に挑戦している大阪市の石部竜太さん(23)が4日、山梨県から国道20号沿いに諏訪郡富士見町に入った。県内を縦断し、野宿をしながら長野市を目指す。...
View Article松本山雅選手サイン入り応援旗 松本の商店街に計32枚
松本市の松本商店街連盟が、毎年、各商店街の街路灯などに取り付けているサッカーJ2松本山雅FCの応援旗の中に、今季から選手の直筆サイン入りの旗が登場した。好きな選手のサインを探しながら街歩きを楽しんでもらおうと企画。4日は、元同FC選手で、運営会社事業本部ホームタウン担当の片山真人さん(28)と商店街関係者らが取り付け作業をした。...
View Article囲碁ファン60人 熱戦見守る 大町で十段戦第3局
囲碁七大タイトル戦の一つ、第51期十段戦五番勝負の第3局が4日、大町市のくろよんロイヤルホテルで開かれ、挑戦者の結城聡九段が189手までで井山裕太十段に黒番中押し勝ちして2勝1敗とし、タイトル奪取へあと1勝とした。囲碁界初の6冠同時制覇を達成した井山十段の勝負とあって、大盤解説会でも多くのファンが熱戦を見守った。...
View Article長野・松代町で「あんず祭り」 アンズ5000本 山里はピンク色
アンズの産地の長野市松代町東条で4日、恒例の「あんず祭り」が始まった。ことしの開花は例年並みで、現在七分咲き。尼厳(あまかざり)山の南斜面沿いに植えられた約5千本のアンズの花が一面をピンク色に染めている。松代の町並みと、晴れた日には北アルプスも眺めることができる。見頃は10日ごろまで。...
View Article「中小支援を」「成長戦略示せ」 県内政府に注文
日銀が4日打ち出した新たな金融緩和策。長らくデフレに苦しんできた県内経済界には、踏み込んだ対応を評価する受け止めが目立った。ただ、足元の消費や設備投資を喚起する好循環が生まれるかについては慎重な見方も。金融政策にとどまらず、安倍首相が経済再生策の「三本の矢」に掲げる成長戦略の確実な実現を求める声も根強い。 ◇...
View Article県産材住宅 助成金拡充 高い「環境性能」で加算
県は、県産材を使って県内に住宅を新築する住民向けの「ふるさと信州・環(わ)の住まい助成金」を拡充し、本年度の申請を受け付けている。通常の助成額は1件50万円と変わらないが、太陽光発電パネルを設けるなど環境性能の高い住宅を建てる場合には加算して同80万円助成する。...
View Article上田の旧常田館 だるまずらり 重文指定後初の展示会
昨年12月に重要文化財に指定された上田市常田(ときだ)の繭倉庫群「旧常田館製糸場施設」で5日、珍しいだるまなどを並べた「達磨(だるま)展」が始まった。施設を所有する敷地内の笠原工業などでつくるグループ「絹の文化常田館」が、多くの人に施設を訪れてもらおうと、重文になってから初めての展示会を企画。上田商工会議所の宮下茂会頭(77)から収集品約300点を借りた。...
View Article駒ケ根のハッチョウトンボ生息地 6日環境整備
体長約2センチで日本最小とされるハッチョウトンボが生息する駒ケ根市南割公園の湿地で6日、トンボが繁殖しやすいよう市民有志らが環境整備をする。6月に同市で開かれる「全国トンボ市民サミット」を前に、「地域全体でハッチョウトンボを守り育てる機運を盛り上げたい」と、有志らは作業への参加を初めて一般に呼び掛けている。...
View Article中軽井沢駅、日中は駅員常駐化 町が経費負担
北佐久郡軽井沢町のしなの鉄道中軽井沢駅と接続している町地域交流施設「くつかけテラス」が今月開館したことに伴い、同町の経費負担により駅員が15時間いるようになった。3月までより7時間長くなった。町企画課によると、日中に無人駅になる時間帯をなくし、施設・駅利用者の利便性向上や施設最寄り駅のイメージアップを図った。...
View Article桜世代交代へ植樹計画 茅野市運動公園 本数増も
諏訪地方の桜の名所として知られる茅野市玉川の市運動公園で1976(昭和51)年の開園当初に植えた桜の寿命が近づき、市が新たな桜の植樹を計画している。今後10年ほど定期的に苗木を植える計画で、ことしは49本を植樹予定。木の世代交代を図るだけでなく、本数も増やして、公園の魅力を高める考えだ。...
View Article上伊那で「農業用水発電」研究へ 「小水力」活用
農業用水路を利用した小水力発電の普及を目指す研究会が今月、上伊那地方で発足する。県上伊那地方事務所、伊那、駒ケ根両市、用水路を管理する複数の土地改良区などが参加。発電した電力をかんがい施設で使ったり、売電収入を水路などの維持管理費に充てたりできないかも探る。中央、南の両アルプスに挟まれ、水資源が豊富な上伊那圏域独自の取り組みだ。...
View Article立山・室堂 春迎える準備急ピッチ アルペンルート16日開通
北アルプスを貫いて大町市と富山県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の最高地点、立山・室堂(むろどう)(2450メートル)で、16日の全線開通に向けた除雪作業が大詰めを迎えている。5日は快晴の下、大型の重機8台が何度も行き来しながらぶ厚い雪の大地を掘り下げた。...
View Article春なのに…夏日 松本・安曇野市穂高で県内今年初
県内は5日、南から暖かい空気が流れ込んで各地で気温が上昇し、松本と安曇野市穂高では25度を超えて県内でことし初の「夏日」となった。ただ、6日夕からは日本海を発達しながら進む低気圧の影響で風雨が強まる見込み。長野地方気象台は融雪と雪崩、強風に関する気象情報を出し、土砂災害や河川の増水などに注意を呼びかけた。...
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